黒い闇の中で輝く星

ただでさえ家に居ることは滅多にない父親にたった一度でもガッカリされるのが怖くて、認めてくれれば、褒めてくれればそれだけで明日からまた生きていける跡部ちゃんが毎夜寂しさと情緒不安定で揺れ動く14歳の心を何度も何度も刃物で突き刺して殺すのを止める真田くんという真跡が最近のマイブームです

ガッカリされるのが怖い理由

◾️更に家に帰って来なさそうな気がするから

◾️「跡部家の面汚し」と見放されるのが怖い

◾️家を追い出されるかもしれないから

◾️側に居ない間も想っていて欲しいから

圧倒的に触れ合う時間が少なくて、跡部ちゃんはお父さんのことを正しく判断できていない

お父さんは跡部ちゃんのことを凄く愛しているし、大切にしています。真田くんは一回だけしか会ったことないけど、お父さんが跡部ちゃんを愛しているのがわかっているので跡部ちゃんに毎回優しく諭している。

けれど、その度に跡部ちゃんは「部外者のくせに何が分かる」って号哭しながら暴れて、真田くんが取り押さえて、真田くんの腕の中で疲れて眠ってしまうの繰り返し。真田くんは困りつつも"仕方のないやつだ"と思うだけで、特に説教したりはせずに抱きしめて眠る。

跡部ちゃんは沢山の人に好かれるけれど孤高の人なので、自分にだけこういう姿を見せてくれるというのが真田くんは嬉しいのです。あと、跡部ちゃんは寂しくて寂しくて仕方ないだけで、お父さんが自分を愛していないとは思っていない。

ただ、愛してくれているのであれば、もう少し帰って来てくれてもいいのにな、とは思っています。そういう不満や願望をいうことが出来ない(跡部ちゃんが自分の中で作り上げた完璧の仮面を守りすぎて)極度のストレスが暴走として顕在してしまうだけなのです。

私の中の真跡は、お互いが無二の存在で、2人で一つの完成形で、二度と解けない呪い同士なので、出会ってしまったら最後、例え死んで生まれ変わったとしても離れることは出来ません。愛し合うか、憎み合うか、形はどうであれ"切っても切り離せない強い感情"を抱き続ける、そんなCPだと思っています。