魅惑の紫水晶
- 遊笑 鉄線
- 2020年6月30日
- 読了時間: 3分
宇髄さんの髪の塗りが灰色とか鈍い色とかではなくカラフルな色が使われていることを知ってから『もしかしたら彼の髪は白く見えるが、光が当たると反射して7色に輝くのかもしれない』という妄想に囚われている。
紅の瞳、プリズムのような髪、端麗な顔立ち…本人自体がまるで宝石のようですね。体の至る所に装飾を施し、着飾っているのは、もしかしたら宇髄さんは宝石で出来ていて、アクセサリーに仲間意識があるからかもしれない。
態度も図体もデカいが見目麗しい(身体は宝石でできている)宇髄さんが、所有者である義勇さん(普通の人間)の家に暮らす話を考えた。
自身が宝石であるため美しいものを集めたくなる性質を持っているが故に、義勇さんのベニトアイトの瞳に心底惹かれてしまう的なはじまり。一応うずぎゆ。
宇随さんは身体は宝石であるものの二足歩行で言葉をしゃべって知能もあるので人間社会の中で普通に生きているんだけど、何処に行っても大体目立ってしまうのでモデルをやっている。ある日いつも通り街中の道中でファンに取り囲まれていたんだけど、その時に道を通れずに立ち往生している人が居ることに気が付く。
内心「一言声でもかければいいのに…」と思いながらもファンの人たちに退くように誘導すると、そこに居た人はペコリと頭を下げて通っていった。その際、珍しい柄のハンカチを落としていったので宇随さんが拾って追いかけ声をかけたところ、驚いて見上げたその人の瞳は美しい海の色をしており、惚れこんでしまった宇随さんが義勇さんの家に出入りするように→やがて居候になった みたいな。
ベニトアイトの瞳を何時か欲しい、自分のものにしたい、とは思っているけど、人間の目は宝石とは違うしなぁと諦めていたところ、義勇さんはもし自分が死んだら持って行っても良いと言ってくれた。でも義勇さんがいつ死ぬかはわからないので傍にいる。でもそのうちに"瞳が欲しい"ではなく"義勇が欲しい"になり、義勇さんが死ぬ頃には死体を解体することすら惜しくなっている。
因みに義勇さんは不幸の星のもとに生まれたので、20そこそこくらいで死ぬ。
宇随さんの涙は宝石の身体の中が、流れる涙の分だけほんの僅かに液状化して流れている。だから少し泣くくらいでは別に何ともないんだけど、義勇さんが死んだ時にあまりにも悲しくて泣き続けたら身体が全て流れ出て別の宝石と化してしまった。
その宝石はもう宇随さんとしての意識を失ったただの"宝石"なので、今は博物館に寄贈されている。この世のものとは思えぬほど美しいその宝石、アメジストは、博物館で大変人気で末永く人々に愛された。
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