透明な深海魚
- 遊笑 鉄線
- 2019年5月19日
- 読了時間: 1分
鈴木統一郎の『歪んでいるけれど直向きな愛を持った究極の不器用人間』というのが性癖に刺さりまくって辛い。
冷酷で傲慢な性格と見せかけて実は心の底から別れた妻を愛していて、でも奥にしまいすぎて自分でも忘れてしまって、それなのに"もう一度会いたい"という希望を無自覚ながらも求めて世界征服などというトンデモナイ行動に出る48歳のおじさん、本当に可愛い。
将くんは13歳なので35歳の時に子供が生まれたのか…幼い頃からずっと"自分以上の人間なんていない"と考え続けてきた彼が、愛する人と出会い、子ができるまでどういう経緯を辿ってきたのだろうか。誰か彼の人生譚を描いてほしい…読みたい…(他力本願)
どうしようもなく不器用なおじさんが大好きなので、そのうち無駄に愛情が重くなりそうで怖い。思えば榊太郎とかもそうだったし、恐らくこういう人に弱いんだと思います。
類稀なる才能を持ったカリスマ人間が、唯一孤独には勝てなかったという話がすごい好き。
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