終わりの始まり
- 遊笑 鉄線
- 2014年9月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月10日
弱ペダの美味しいところは巻島くんと荒北くんで『同じ悲劇なのに真逆な終焉』が見れるところですよね。恐らく彼らの対極とも言える人間性が関係してると思われるのですが、まあどちらにせよ誰かの悪意無き残酷な行為に人生を狂わされるところは似ていますね。
例えばもし誰か好きな人にこっぴどく捨てられたとして、巻島くんは色々あって自殺してしまいそうですが、荒北くんはその人を刺し殺すぐらいのことをしそうでドキドキします。心の壊れている人間を美しく思う性癖をなんとかしたいと思いましたが、もう色々手遅れですね。
夏休みに部室で首吊るのが巻島くん、泣き笑いながら鉄パイプで数十回殴打するのが荒北くんといったところですかね。巻島くんの遠回しながらも確実に心にダメージを与える受動的な復讐も、荒北くんの刺し違えることになっても相手に直接手を下す能動的な復讐もどっちも好きです。
ジョジョの場合殆どのキャラが人間を凌駕する能力を持っているはずなのに、誰一人として自分を捨てた相手を殺そうとしなかったのですが、弱ペダは結構殺伐としてると言いますか“普通の人間だからこそありふれた殺人が起きる”というのがたまりません。
弱ペダもかつて好きだったイナズマも殺人とかが当たり前の様に横行しているので、未成年特有の未熟な精神が関係してるのかもしれませんね。美しく純粋な少年少女の人格と青春を破壊するのが何よりも楽しみなモブみたいな屑が私です。
巻島くんや荒北くんが死んだとしても、総北や箱学の人たちは一時期は悲しむけれどそれは「もうその人に会えない自分が可哀想」ということであって、いなくったって世界や彼らの人生が終わるわけではないのです。傷心だっていつかは忘れて癒えます。二人の死の価値とはそんなものなのです。
それに比べたら死ぬだけでピポさんに両手放しで喜ばれるマジェントはある意味想われてるのですね。価値はあらずとも存在の大きさが半端ないです。マジェントが(自殺はしないとは思いますがもし理由があって)死んだら多分一番高いお酒を開けて飲みすぎてそのままソファで寝てしまうぐらいには喜ぶ。
それで朝起きてぐしゃぐしゃのシャツとか酒瓶とか見た後に一瞬嫌な気持ちになるけれど、ふとこの世にもうマジェントがいないという事実を思い出して自然と笑えてくるそんなピポさん。
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