真夏のプール
- 遊笑 鉄線
- 2018年10月14日
- 読了時間: 2分
まだまだ思考も年齢も幼げな沖田くんが付き合っているはずの銀さんがグイグイ来てくれないことに少々の不満と不安を感じるんだけど、彼は末永く共に人生を歩んでいく上でその愛し方は違うと分かっているから敢えてしない…という先生と生徒みたいな、大人と子供の駆け引きをしてる銀沖が好きです。
確かに欲望の儘に身も心も貪ることなど不可能ではないが、そういう若くて未熟で情熱的な恋愛をするには些か達観しすぎてしまっており、そして少しでも一緒に居たいから大事にしたいって感情の方が強い。
どちらも大切なものを沢山失ってきた半生だったが故に、喪失への恐怖心が人一倍強いとかだったら良いですね。だからこそ沖田くんは"もし明日愛する人が死してしまっても後悔しないほどの熱情"を求める。
成人攻めと未成年受けのCPは、攻めの方がドン引きするほど愛が重いくらいが好きです。受けの方が愛情表現が素直で実直なので愛が重そうに見えるけれど、あまり表さない攻めの心の裏では一緒に住む家や結婚の事、子供のこと、両家ご挨拶の段取りなどを常に考えてる感じ。
その対曲線状にいるのが切跡なのでしょうね。赤也くんは湧き上がる激しい負の感情を跡部ちゃんにそのままぶつけて、ボコボコに痛めつけて、それでも変わらない、壊れないような強烈な愛が欲しい。跡部ちゃんも大変だ。
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