白線の向こうへ
- 遊笑 鉄線
- 2019年9月15日
- 読了時間: 1分
島崎さんには、定期的に将くんが生まれた日の統一郎のことを思い出して欲しい。思い出したくないのに、具合が悪い日に限って夢に出て来る。目が覚めた後も統一郎の聞いたこともないような明るい声が脳裏に反響して、苦しくて苦しくて壁を殴って穴開ける。
血がダラダラ流れて痛みを感じるとやっと脳がスッとするから、少し座り込んでボーッとしてから適当に消毒して包帯を巻く。統一郎はその怪我にちゃんと気が付くんだけど、特に何も言わない。
私が考える彼らの関係は、不幸ではないものの決してハッピーエンドにはならないと思ってる。線香花火のような"仮初めの幸福"に、島崎さんが必死にしがみ付いている感じ。そもそも統島というCPは人の不幸の上に築き上げられているわけだから、まあ行き着く果ては当然、地獄の底なんだろう。
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