痛みに零れた涙の海
- 遊笑 鉄線
- 2016年3月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月19日
知り合いに『六つ子姉妹が個々それぞれ周りにわからないうちに卒業していた』を前提とした女体化カラ松の処女喪失の話を考えてくれと頼まれたので、考えてみました。
JCのカラ松♀ちゃんが芸能界デビューと称した悪質な詐欺に引っかかり、監禁された上に濡れが悪いという理由で危ない薬を注射され、輪姦の様子を収めたビデオをネタに数年間脅され続けて最終的に孕んだと分かったらリンチされて無理やりおろさせられたみたいな感じの話が私的にとても好みです。
因みに、その強制堕胎の影響でもう永遠に母にはなれないというオチまでがワンセットです。どんなに汚い男の種だろうと暴行されたら必死にお腹の子を守る慈愛に満ちたカラ松♀ちゃんとか理想ですね。
JC1から6年間ずーっとそんな仕打ちを受けて辛くて何度も死にたくなったけれど他の姉妹に手を出されないために我慢するしかなくて、青春時代を全部潰してまで皆の純情を守ってきたのに[実は全員それぞれ他の人と卒業していた]なんて知ったらカラ松♀ちゃんは何を思うのでしょう。
いや、でもきっと悲しみとか憎しみとかよりも『無事でよかった』と安心するだけなんだろうなと思います。心身ともに決して癒えぬ多大な傷を負っているはずなのに、メンヘラ化しないカラ松♀ちゃん。聖母通り越して頭ぶっ壊れてるんじゃないかと思うくらい。
カラ松♀ちゃんは【他人に尽くすことで自分に存在価値があると思いこむタイプ】なんじゃないでしょうか。そういう意味ではちょっと病んでる気もします。故に身体が汚されても基本 自分<姉妹 だから『よかった』に繋がるのかと。
この物語上での本当の敵は『無垢な少女を凌辱した男たち』ではなく、彼女自身の『翳りのない朗らかな優しさ』というオチなんですよね。その残酷な真実をきっと生涯カラ松♀ちゃんは気付くことなく、これからも悪い獣に白く豊麗な肢体ごと人生を食い荒らされていくのだろうと思うと興奮します。
今更なんですけど、多分こういう方向を望んでいたわけではないと思うんですよね。興奮よりも胸糞悪さで萎えそう感は否めないのですが、まあでも原作からしてカラ松は可哀想なので良いのではないでしょうか。
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