死にたがり
- 遊笑 鉄線
- 2015年4月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月15日
毎日が死にたくなるほど辛いから、もういっそのこと自殺をしてしまおうと真夜中の部屋で首吊りをしたのはいいが、重みに耐え切れず紐が切れて落ちてしまい、あまりの苦しさや中途半端に失敗してしまったことから“死”ということに対して強いトラウマを持ってしまった(けど本当は今すぐにでも死にたい)荒北くんのお話ください。
荒北くんの携帯やパソコンの検索履歴には「楽な死に方 方法」とか「自殺 失敗しないコツ」とかそういうワードが並んでいます。あと誰かに見つからないようにと夜を選んだものだから、夜が来るたびにあの苦しみを思い出して震えてしまう。死にたいという願いと死ぬのが怖いという思いが波間のように交差して毎日が発狂日和です。
ああいう瞳孔の小さい感じの人の隈の酷い顔って本当に大好きなんですよね。それで白い顔して頭から布団を被って部屋の隅にいたら最高に可愛いです。
なにがいいかって、普段荒っぽくて男らしい荒北くんが、人生で最も愛していた人にこっぴどく捨てられた果てに壊れてしまい、見る影も無くしてしまう転落ぶりが堪らないのです。
荒北くんの『心』は既に醜く潰れてしまっているので人間らしさのかけらも残っていないけど、ただ『心臓』が止まらないというだけで、一応生者にカウントされるという皮肉。精神と肉体がリンクしていて、心が壊れた瞬間に体も死んでしまえればどんなに良かったのかと夢に見ては泣き暮らしています。
自殺志願の荒北くんの最期は以外と呆気ないものだったりして、雨の降りそうな日に街を生気のない顔で歩いていたら恋人と幸せそうな笑顔で歩いている(こうなった要因の一つである)福富さんを発見してしまい、錯乱状態のまま階段を降りたら足踏み外し、持っていた傘がたまたま肺に貫通して苦しみながら死ぬみたいな感じでしょうか。
殺される最期も好きですけど、自殺とかこういう哀れな最期とかも最高に興奮しますね。
満足に息が吸えなくてかなり苦しい状態なのに、蚊の鳴くような声で必死に「福ちゃん、なんで、どうして」って死ぬギリギリまで繰り返してるの可愛すぎます。
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