春の日のうらら
- 遊笑 鉄線
- 2021年9月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年9月13日
好きな人の姉としてセックスの練習相手になってあげるとドラケンくんに言い寄ってくるマイ♀ちゃんと、最初は拒否っていたもののつい魔がさしてそういう関係になってしまうドラケンくんのドラマイの話。因みに"魔がさした"はマイ♀ちゃんがビューラーをかけてたうえに、髪を下ろした姿が妹とそっくりだったという理由。
キス無しのセックスだけの関係で、たまに不意打ちで「ケンちゃん」って甘い声で囁くとドラケンくんが面白いくらいわかりやすい反応する。マイ♀ちゃんは気付いてないフリしてるけど、心の中で黒い感情が渦巻いて惨めで滑稽で絶望的な気持ちになるから、終わった後はついニコニコしながら意地悪な絡み方して怒られてる。そもそも自分が自傷行為じみた悪いことをしているのは自覚しているから、“殺す”ではなくて“死にたい”といつも思っている。
する時はドラケンくんの罪悪感軽減のために部屋を薄暗くしているんだけど、そのせいなのかドラケンくんはたまにマイ♀ちゃんの名前を呼び間違える。マイ♀ちゃんは奥歯をグッと噛んで泣き出してしまいそうになるのを堪えるんだけど、誤魔化すためにすぐにハート喘ぎしてくる。マイ♀ちゃんは身体関係からなんとか自分のことを好きになってもらいたかったんだけど、段々勝てないことがわかってきて、心に深い影を落とす。この思い出は大人になった後も彼女の心を蝕んでいて、あまりにも苦しくてリスカしてる。でも三途ちゃんが側にいるようになってからは、マイ♀ちゃんが手首を切ろうとすると三途ちゃんが腕を差し出してくるから、自室で一人の時にタオルで自分の首絞めながら泣いてる。
ある日、三途ちゃんがマイ♀ちゃんの自傷行為が首締めになったことに気がついて、力加減ミスって死なれても困るからマイ♀ちゃんの自傷行為を管理するようになった。マイ♀ちゃんが無言で背中に額をつけてきてタオル握りしめてるのが「して欲しい」の合図で、三途ちゃんは気が済むまで締めてあげる。
締められて呼吸が途切れ途切れになっても、泣きながら『ケンチン』って何度も呼ぶマイ♀ちゃん。他の男を思って自傷に及ぶのは正直嫌なんだけど、苦しそうな、心底辛そうな泣き顔を見る方が三途ちゃんはもっと悲しくて嫌だと思っている。
昔三途ちゃんに自傷の代わりにと💊をもらったマイ♀ちゃんが試しにやってみたところ、愛して大切にしてきたけど守れず死なせてしまった人たち全員に囲まれて袋叩きにあう幻覚を見て、吐くほど泣いて1日中虚無の空間に向かって謝り倒す壊れた人形のようになちゃったから、やらないようにしてる。
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