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実らない果実

  • 遊笑 鉄線
  • 2012年10月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年8月9日

街を歩けば声を掛けられる程抜群の容姿を持ち合わせておきながら、生まれてから今日に至るまで全く報われずに生きてきたとか、百合の花のように秀麗なのにどこか翳りを纏ったそんな美少年ていうのが凄い好きです。つまりは夏目さんです。


夏目さんの人生は 「好きな人が出来る→好きな人と付き合い始める→途中まで上手く行く→結局何かしらの理由で別れる」 の繰り返しで、多分三回目くらいで悟りを開いてきて、好きな人と付き合っても「あ、どうせまたそのうち別れるんだろうな」とか思う様になったりするんだと思います。 ある有名なコピペ風にいけば、 神様「大丈夫、一生報われない様にしといた」 みたいな。 眉目秀麗で、友達もいて、人生を阻む障害なんて何もない様に見えて実は一度も上手くいったことがなくて、何時だって自分は一生懸命取り組んだつもりなのに何故か向こうから離れて行ってしまうんです。


彼は人に弱みや愚痴は滅多に晒さない人間ですが、ふとした瞬間に何とも言えない重い影が垣間見える時があって、それを問い詰めても上手くはぐらかしてしまうから、積み重なったもどかしさが溝となって人を去らせてしまうという見た目も性格も性的な面も何一つとして完璧な彼の唯一の欠点なのです。

例えるなら月の様な人で、美しいけれど精神に満ち欠けがあり支えになってあげたいのに偶に差す影の正体を教えてくれない秘密主義者だから皆離れて行ってしまう。


でも夏目さんだってどうやって表現していいかわからなくて、引き止めたくて必死になるけれど何時だって伸ばした手は届かないのです。

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