安心しておやすみ
- 遊笑 鉄線
- 2012年10月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月26日
大親友兼恋人のマークが寝取られて一人ぼっちになってしまったディラン。甘えん坊で寂しがりの彼にとって“孤独”は最大の恐怖でした。しかし今までマークに対して沢山の恩があったために、復讐も復縁もしなかったのです。 ↓ そしたらストレス溜めすぎてぶっ壊れました 幼児退行で5歳前後の精神年齢になり、尚且つ五年前以上の記憶は全部“見た夢”ということになってしまう記憶障害が表れました。当然一人で暮らすのは到底困難な状態ですが、彼はそんなことは全く気が付かず浮浪者のような生活をしていました。 そんなある日、彼の元に一人の青年が現れます。穂麦のような金髪にエメラルド色の瞳、丁寧な態様に優しい笑み、青年は“エノイル”といいました。 それからディランはその青年と一緒に絵を描いたり、お話したり、幸せに暮らしたのです。
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《他サイド》 ディランの精神が壊れてしまったという噂を聞いていてもたっていられなくなったレオーネ。何でもいいから側に居たいと思ったとき、素性を隠してお世話をすることにしました。 偶に昔の事を思い出して発狂するディランを優しく宥めてあげたり、夜寝るまで手を握っててくれたり、兎に角身の回りの世話は全て彼がやってくれる。 唯、外には絶対出してくれません。事故に遭ったら大変だし、何よりディランをこんなにしてしまった人たちに会わせたくないからです。 二人きりの世界にいるうちにどんどんディランの世界はレオーネで埋まって、最終的に彼の頭の中はレオーネしか存在しなくなってしまったり。レオーネが外に出るだけで凄く嫌がる。そんな彼をみてレオーネは「可愛らしい」と思っています。
今までずっとずっと欲しくて堪らなったのに、手に届かない場所にいたから手に入った途端愛しい気持ちが爆発してしまったのです。せっかく普通だったのに徐々にディランと共に心が闇に堕ちてゆき、結果共依存になりました。 でも二人はとっても幸せなのです。
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