夢幻の狭間
- 遊笑 鉄線
- 2019年10月15日
- 読了時間: 1分
統一郎を略奪して幸せに暮らしてたのに、ある日目が覚めたら部屋に1人だけしかいなくて、ベットも狭いし、部屋の配置も違うし、あー…って思うんだけど心の何処かでは罪悪感から逃れられたことでホッとしていて、自分以外誰も幸せになんかなれなかったし取り返すなんて考えずにこのまま生きていこうとか考えながらリビングに何とか辿り着いて机の角を触った時に、統一郎と暮らしていた頃はコーナークッションなどの緩衝吸収材を用意してくれたり、何時も声をかけてくれたり、彼に大切にされていたことを思い出して、嗚呼、例え世界の全てを敵に回したとしてもあの幸福な日々を守りたかったな、と床にへたり込んで泣いてしまう統島の話。
略奪したことは夢なのか、それとも妄想なのかは分からない。それでも島崎さんは本気で愛していたし、統一郎と共に歩む道は永遠に続くと、目が醒めるまでは思っていた。失って大切さを知るのなら、そんなもの初めから無くて良いって島崎さんは思うようになる。
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