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変わらぬ君の姿

  • 遊笑 鉄線
  • 2020年1月14日
  • 読了時間: 2分

人を無惨に嬲り、支配することに何の疑問も持たない生粋のサディストである島崎さんは、その一方で、自らも"強者"に蹂躙され、必死に抵抗した末に服従を強いられたいという欲望を持っている、というマイ設定がある。だからこそ生まれながらにして"支配者としての素質"がある統一郎に心の底から惹かれ、執着をする。


統一郎に支配されている実感が欲しくて、ワザと気に障るような言動をして屈服させられることで、内心では悦に浸っている。けど統一郎の性癖は普通なので、毎日「好き」と言ってくる島崎さんに対して段々と情が湧いてしまい、偶にとても優しく愛でるようになった。


島崎さんは劣悪な環境で育ったため優しくされることに慣れてないから、統一郎に優しくされるとどういう対応をしていいのかも、甘え方も分からない。でもある日、お腹の中がポカポカするような多幸感が自分の中に確かに芽生えていることに気が付いた島崎さんは、統一郎に少しずつ身を委ねるようになる。


しかし、統一郎は偶に優しくはするけれど何時も優しいわけではないので、やっぱり『何時も通り支配されていた方が安心感があって良いな』と考え直したので、島崎さんは統一郎の神経を逆撫でするような言葉を再び投げかけるようになった。


統一郎はあまりにも島崎さんの言葉が酷いと胸ぐらを掴むこともあるんだけれど、その時の島崎さんが笑ってはいるものの口元が少し引きつっていて、嬉しいのか悲しいのか泣きそうなのかよく分からない顔をしてるから、結局殴りはしない。


島崎さんは、何時か統一郎が自分を惨たらしく殺してくれるかもしれない、と考えながら、今日も組織に反抗する者たちを暴力で制圧する。統一郎にとって"なんの興味のない人"よりも、背景の一部でも良いから"目の中に入れてくれる存在"でありたい。というのが、島崎さんの願い。

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