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十五夜お月様

  • 遊笑 鉄線
  • 2019年7月31日
  • 読了時間: 2分

最初こそは危なっかしい島崎さんを桜威さんはほっとけないから世話をしてあげてて、島崎さんもそれを分かって甘えてたけど、段々桜威さんが島崎さんを好きになってきてから島崎さんはどうして良いのか分からなくて、こそばゆい感覚に思わず避けてしまう。 島崎さんは今まで統一郎が好きで何時も一方通行だったから、誰かに愛されるということに慣れていない。皮肉屋でお喋りな口も、桜威さんに抱きしめられると数秒無言になる。 愛し愛されの関係によって"この人がいないと生きていけない"という心になってしまうのが怖くて島崎さんはワザと冷たくする時もあるんだけど、桜威さんは怒りはしても暫くすると普通に話してくるし、何があっても諦めない。 島崎さんは統一郎をとても愛していて、でも心の何処かでは少し憎んでいるところもあって、そういう複雑な感情に苦しみながらずっと生きてきたから、真っ直ぐに愛してくれる桜威さんが羨ましいのと同時に悍ましくも思う。 桜威さんが島崎さんの髪を撫でて、頬に口付けを落として、愛してると囁くと、島崎さんは何時も発狂しそうになる。あの人は一度だってそんなことしてはくれなかった、と頭の中でグルグルして、気持ち悪くなってしまうから。 統島の島崎さんは追いかける側で、桜島の島崎さんは追いかけられる側。でも、どちらにしても島崎さんは爪先まで愛してほしいのに、其の実、愛に怯えているというのは変わらない。

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