僕をそんな目で見ないで
- 遊笑 鉄線
- 2015年10月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月19日
最近『もしかしたら雲水さんは普通の人より報われない過酷な人生しか歩んでない故に心の何処かが歪んでいるとしたら』というのをよく考えます。
洞窟の最奥部に巣食うドラゴンのように、人に見えない闇が彼のどこかに眠っているのかもしれないと思うと胸が熱くなりますね。
阿含くんはドクズで凶暴だけれど性癖は意外と普通で、お兄さんの方が「秋風記」のような、愛の方向性がぶっ飛んでる人なのかもしれませんね。それを自覚してるかしてないかが問題ですが、雲水さんだったら多分自覚してる。
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僕には、花一輪をさえ、ほどよく愛することができません。ほのかな匂いを愛ずるだけでは、とても、がまんができません。突風の如く手折って、掌にのせて、花びらむしって、それから、もみくちゃにして、たまらなくなって泣いて、唇のあいだに押し込んで、ぐしゃぐしゃに噛んで、吐き出して、下駄でもって踏みにじって、それから、自分で自分をもて余します。自分を殺したく思います。
引用:太宰治「秋風記」
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金剛兄弟がもしもヘンデルとグレーテルだったら、お兄さんの方がグレーテルなんでしょうね。危害を加えられそうになったからと老婆を火の燃え盛るかまどへ薄ら笑いを浮かべたままぶち込む位の残酷さを持ってる。でもそんな性癖をひた隠しに生きてるから、雲水さんはまだマシな方。
阿含くんすらもそんな闇があるなんて知らないんだと思います。自分の知らない兄の姿があるのはなんとなく分かるんだけれど、それがどんな形をしているのかは分からない。 何故なら雲水さんは誰かを傷付けないように恋人を作らないし、そういう類も見ないようにしてるからです。凄く極端に言うと“破壊衝動を持ってるドS”ということですね。
たまにヒル魔さんを壊す夢を見て体が反応してるという現実を思い知らされては絶望と嫌悪に苛まれていますが、普通に幸せな家族像も思い浮かべられるので雲水さんは大丈夫です。
媚薬系の『本性が出てしまう薬』とか飲まされたらどうなるかはわかりませんが。
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