そばにいさせて
- 遊笑 鉄線
- 2014年7月23日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年8月10日
深い森の中で身寄りのない子モアさんと二人暮らしをしているリンゴォさんですが、時折子モアさんを連れて山の下の方にある街に出掛けます。目的は様々ですが、大体は森の中で手に入らないものを手に入れるためです。
リンゴォさんは森で暮らす前はその街に住んで居たので、色々な知り合いがいます。その中の一人に時計屋を営んでいるウェカピポさんという人がいて、たまに愛用の腕時計を直してもらったり、新しい時計を買いに行ったりするのです。
モアさんはリンゴォさんが時計屋で品定めをしている最中椅子に座ってじっとしていますが、そこの店に住んでいる双子のくる毛たちは見かけない顔のモアさんに興味津々です。ただ、モアさんの方はくる毛に全く興味がないのか話しかけても淡々とした答えしか返ってきませんし、遊んでもくれません。
モアさんは基本リンゴォさんの側に居るだけで喋りませんが、街で唯一モアさんから話しかける人といえば、リンゴォさんが森の畑で育てた収穫物を交換してもらうときに行く露店の商人のマイクさんくらい。マイクさんとは何故か会話が出来るみたいです。理由は不明。
あと街に来ると毎回洋服を直したり買ったりしに服屋に行くわけですが、その店にいる街一番の腕を持つ裁縫人のフェルさんとモアさんは絶望的に合わないらしく、モアさんは何時も行くのを嫌がります。何もかもが嫌いとのことですが、特に会う度にモアさんのセンスを否定してくるところが嫌いらしく、行くとわかるとかなり渋い顔をするのです。ですが感情の起伏が殆どないモアさんがそこまで拒絶をするというのが、リンゴォさんにとってはとても可愛いく思うらしく、少し微笑んでしまいます。
まあ否定も何も子モアさんはアダムス・ファミリーのウェンズデイちゃんみたいなイメージなので常に黒い喪服みたいな服を着ていますから、そりゃフェルさんがセンスを否定する気持ちもわかります。彼は単純に幼子を虐めたいという理由で言っているのではなく、年頃のモアさんにおしゃれをして欲しくて(でも高飛車だからやや上から目線で)言っているのです。
因みに子モアさんは男の子でも女の子でも良いですが、黒いワンピースを着ているのでもしかしたら女の子かもしれません。でも男の娘という可能性も微レ存…となるとリンゴォさんの趣味とは一体…。
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フェ「モア、私が君でも似合うような服を誂えてあげよう。」 モ 「いえ…結構です。私はリンゴォさんから頂いたこの服が気に入ってますから。」 フェ「…何故よりにも寄って上下どころか装飾まで黒のコーディネートなんて選んだんだ。 まるで葬式帰りと勘違いされるぞ。」 リ 「もう既にここに来る前何人かにお悔やみの言葉を言われたから、その心配はないな。
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因みにアクセルはスコップとか桑とか意外にも武器その他各種を取り揃えている危なげなお店の人。
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