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終焉への前奏曲

  • 遊笑 鉄線
  • 2017年7月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年8月15日

もし世界が終焉を迎える時に、忍幸は手を握りながら転生について話していて欲しい。


この世に転生があるとして、その世界自体が終わってしまったら一体どうなると思う?と聞く幸村くんに、忍足くんが"異星人に生まれ変わる"と言って、考えたこともなかったと笑われる。


でも急に真剣な表情になって「宇宙のどこにいたって、必ず迎えに行くから」って忍足くんが告白してくるものだから、幸村くんも手を強く握って返す。

緩やかな昼下がりの上空に隕石が少しずつ近づいていて、遠くの方から様々な人々の絶望の悲鳴が聞こえていると尚良いと思います。


日本沈没のような避けられぬ世界滅亡の危機に直面した時、真っ先にその場に残ることを選択するのは忍幸だと個人的に思っています。悩んだ末とかではなくて「あ、じゃあ自分たちは残ります」くらいの軽い気持ちで言ってる。二人だったら何処だろうと怖くないけど、せめて最期は思い出が沢山残っている場所がいい、みたいなそんな理由で。



テニプリの世界でXKを引き起こすのは8割柳くんだけど、幸村くんは「じゃあ時間までにやりたいことはやっておこう」とぼんやり思うタイプで、真田くんは泣きじゃくり「何故だ」と叫びながら柳くんに縋り付くタイプ。因みにそのときの柳くんは全く動じずに真田くんを見てる。

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