Refrain

欲に弱くて逃げ体質だけど正義感もある武臣さんが梵天に入ったのは、唯一の生き残りである弟の春千代がいたからなのと、変わり果ててしまった“大切な幼馴染の忘れ形見”であるマイちゃんを放っておけなかったからだと個人的に思ってる。

関係者たちの死で深く絶望し死のうとロープを家の中に吊るしてはいたものの、結局捨てきれぬ生への渇望からいつも怖気づいて括ることができず自己嫌悪で布団かぶって泣き疲れて気がついたら朝を迎えてる毎日を繰り返していたある日、春千代が訪ねてきて声をかけられたみたいな始まり。

マイちゃんも大切な人たちの死で壊れてしまったけど死ぬこともできず、そんな姿に自分を重ねたのと同時に幼馴染と歩めなかった人生の未練とかを思い出して相談役兼世話係になって、昔話したり、眠れないマイちゃんを抱いて寝かしつけたり、8月に二人でナーバスになる臣マイの話が描きたい（描けない）