絢爛閃光
- 遊笑 鉄線
- 2021年11月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年9月27日
東リベ230話は賛否両論あると思いますが、私は明臣さんがどのキャラよりも普通の精神を持った人間であると証明されたおかげで更に好きになりました。
見た目的にcvが小野坂さんや藤原さんが似合うなと初めて見た時から思っていて、理由が『チャランポランでダメな大人(に見えるけど"軍神"の呼び名がついてるので頭は切れる曲者)のイメージを持っていたから』なのですが、でも実際はただの一般人だったのが分かってとても親近感が湧いてしまった。
カリスマ性を持った幼馴染の隣にいると自分は何の取り柄もない人間だと嫌になるほど刻み込まれるのに、周りからどんどん身の丈に合わない栄光を着せられて、理想と現実とのギャップに生じる虚無感を埋めようと金に溺れて没落する彼の人生、経験したことある人とない人で好き嫌いが分かれそうな気がする
持ち上げた周囲の人たちも幼馴染である明臣さんを副総長に任命した真一郎くんも悪くないし、落ちぶれたのは紛れもなく彼の選んだ道なんだけど、それを"自業自得"だけで切り捨ててしまうのはあまりにも酷すぎると私は思うんですよね。勿論『彼は被害者だ』などと言うつもりは全くないんですけど…。
チームが解散する前から内緒で美味しいところをつまみ食いしていたんだろうけど、前戦に出ずに裏でコソコソしていたら顔にあんなド派手な傷は付かないわけで、一応彼なりに精一杯貢献はしていたのではないでしょうか。まあ私は盛大な兄弟喧嘩の末に三途ちゃんにつけられた刀傷だと思ってるけど…(ぇ)
八戒くんや一虎くんを髣髴とさせる顔立ちしてるから、この人も中身は甘ったれの寂しん坊の依存体質なんだろうと勝手に思ってる。誰かが側にいて導いてやらないと楽でダメな方に行く快楽主義者なのかもしれない。だからこそ、マイちゃんは梵天の相談役として置いてくれてるとかだったら…どうしよう…。
過去の栄光は消え、軍神としてのメッキも剥がれ落ち、生活が困窮するような借金まみれの日々を送り、弟妹にさえ見限られてなくもないような、何もかも失った最低な人生を送っていた明臣さんにマイちゃんが"相談役"という役職(信頼と居場所)を与えてくれた、という臣マイの関係、考えるだけで狂いそう。
凡人のまま終わるはずだった自分の人生を変えてくれた幼馴染の10歳下の弟に世話になるってダメ人間の極だけど、でも私は『ポンコツだけど妻を愛する才能だけはかなりある年上の攻と、誰よりも夫を愛してやまない才色兼備な幼妻(受)の歳の差CP』が好きなので、明臣さんがダメ人間であるほどグッとくる。
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