津々浦々
- 遊笑 鉄線
- 2019年8月8日
- 読了時間: 1分
ある日ふと『超能力を使うことによって視神経からではなく"脳に直接映像を流す"ことが出来るとしたら?』というのを考えついた統一郎が島崎さんに試そうとして、泣いて嫌がられる統島の話。
世界がどうなっているのかも分からないし、心の準備も無しに自分の今まで生きていた世界をいきなりぶっ壊そうとされたら、絶対に怖いと思う。
統一郎はちょっとした冗談のつもりで言ったけど、想像以上の抵抗に8割は興奮したし、残りの2割は少しガッカリした。島崎さんなら「貴方の顔を焼き付けるほど見たい♡」って言ってくれるような気がしたから。
初めは気丈だったのに力でねじ伏せたら啜り泣きながら"それだけは許してください"って言うものだから、まるで子どものようだな、と呆れながらも興奮したから抱こうか迷ってる。
でもなんやかんやで可哀想になってしまって、結局「もうしない」って約束をして、抱きしめて頭を撫でてくれる。その後に、肩に顔を埋めながら「反省してるのなら、亮って呼んでください」って島崎さんが言うから、仕方なく「亮」と呼んであげる統一郎。
島崎さんは統一郎に抱きしめられた時点で許すし、撫でられると泣き止むし、彼の体温を感じると愛おしさが溢れてどうでもよくなるし、名前を呼んでくれたら心の傷も癒えてしまう。
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