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籠の鳥

  • 遊笑 鉄線
  • 2019年5月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年8月9日

心の底から信じていた人に殺されるというのが好きなので、大切にして(されて)いたはずの七爪目が実は自分の"心臓を穿つ刃"だったと知って、絶望する政宗様を考えるのが最近楽しいです。


水面上から何時も差し伸べていた手は救うためではなく、より的確に沈める為のタイミングを計っていただけで、それを疑うことなく"想ってくれている"と純粋に信じ、手を取り続けていたというのがあまりに憐れで、とても可愛い。


政宗様はとても聡明だけれど、一方で子供っぽい(迂闊な)ところがあると良いなと思います。戦乱の世など誰が裏切るか分からないのに、幼い頃から自分を支えてくれたからと、つい心の安寧を求めてしまった。しかし現実は彼が思い描くよりもずっと残酷だった…それだけの話。


例えるのなら『水難事故に遭って何年も帰ってこなかった人間がある日突然帰ってきたが、見た目は変わらないものの中身がまるで違う不気味さ』に似ているのかもしれません。でも、変わったのでは無く"初めから前提が間違っていた"というのがこの話の味噌です。


用心深い政宗様が心の底から信頼し、愛していたはずの人に裏切られてしまったら、どうなってしまうのだろう?きっととても辛いことだけれど、それでも血に塗られたあの世界を、一人で彷徨い続けるのでしょうね。


それはそれで、成仏できない亡霊みたいで可愛いです。いつか化け物になってしまいそう。そういえば、彼は鳥になりたいと言っていましたね。早くなれるといいね。


自死はしないものの、毒を盛られた時のことを思い出して無意識に「あの時助からなければ良かったな」って考えるようになってたら素敵だと思う。


学バサの政宗様の腕の黒い部分が一体なんなのかイマイチ分からないのですが、私はリスカ痕カバーに丁度良いのではないかなと思います。


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