模造品
- 遊笑 鉄線
- 2014年6月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月10日
よく似た他人なのに何故か気の合うマジェントとディスコ。
マジェントが「俺たち前世は双子だったのかな」って言うのに対してディスコは微笑みを返していたのですが、実際は前世が双子とかではなくて同一人物の別人格が意思を持ち具現化した謂わば“コピー”だったというくる毛のお話が欲しいです。
内向的で両親も友達もいないディスコ(本体)が作った空想の世界のお友達がマジェント(別人格)。初めは夢の中に存在するマジェントがディスコの精神の癒しであり居場所だったのですが、ディスコがもっと側にいたいと毎日強く願うあまり知らず識らずのうちに夢から飛び出してきてしまったみたいな感じです。
ですが夢の世界ならまだしも現実の世界に出てきたことによりすでに“意思”を持ち始めたわけですから、マジェントがディスコだけの物とは限らないのです。だからマジェントはその他の存在を認知したり恋をしたりします。
根本では二人は繋がっているので、マジェントが失恋したり誰かに傷つけられれば不本意ながらもディスコも傷付くのです。自分でつけた傷ならまだ許せるにしろ、心がきゅって痛むたびに誰かに傷つけられたり、心がときめいたり、他の要因によってマジェントの感情が動いていることを感じて嫉妬に狂いそうになるディスコとか。
自分の心を守るために創り出した人格が自分を縛り傷付けるだなんて皮肉な話ですね。
Comments