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春の海

  • 遊笑 鉄線
  • 2017年3月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年8月19日

即死レベルの不幸によく見舞われるのに本体の幸運が強すぎて何があっても絶対に傷すら付かないガウェインくんと、ガウェインくんに降りかかるはずだった不幸が何故か方向転換してくるけれど不死身だから何があっても死なないトリスタンくんみたいなガウェトリが見たい。

なんと言いますか、愛する人が目の前で無残な姿になることによってガウェインくんの無垢な魂がぐしゃぐしゃになっていくのを見たいというのが正しい。しかもトリスタンくんも勿論可哀想というまさに一石二鳥。トリスタンなだけに。


何かしらのアクシデントで本来ならガウェインくんが落ちるところだったのを、たまたまぶつかったトリスタンくんが代わりに窓から落ちて、でも下は木が生えているから衝撃が和らぐと思って駆けつけたらあちこち枝が突き刺さっている悲惨な死体が…みたいなの見たい。

葉が上から落ちている木の元で声をかけながらパッと見上げると、そこには折れた枝が髪や腕、脚、首に刺さって力なく木に引っかかっている血みどろになったトリスタンくんがいてガウェインくんは絶望に両膝をついて声も出せずに泣く。けど、気が付いたらトリスタンくんは生き返っています。

降りるのを手伝って欲しいというからとりあえず降ろしてあげて、目の前でブチブチと音を立てながら刺さった枝を抜いた後 まるで転倒などの“ちょっとしたアクシデント”にでも遭ったかのように服の埃を払って普通にお礼して去っていくトリスタンくん。

状況が読み込めず呆然と小さくなっていく背中を見つめ立ち尽くすガウェインくんとか、他人から見たら不審に思われますね。つい数分前までその側に死体がいたなんて誰も思わないでしょう。でも地面にはちゃんと血の付いた枝が落ちてる。夢ではない。

この最悪な事故を皮切りにガウェインくんの不幸がトリスタンくんに降りかかり始めると…否、あの日の出来事からやっとガウェインくんが認識し始めたってだけで、もしかしたらもう随分前からそういうことは起こっていたのかもしれませんね。


トリスタンくんはガウェインくんの目の前で本当によく死ぬ。しかも外傷が結構派手系なのが多く、毎度血みどろになるんだけれど何時も一人でに起き上がって当たり前のように対処して帰っていきます。体だけでなく心まで不死身なんでしょうか。

そんなのを何十回繰り返されたりしたらいい加減慣れてきそうですが、ガウェインくんはトリスタンくんが大好きで しかもよりにもよってその好きな人が自分の目の前で残酷な死に晒されるなんて、多分永遠に慣れない。


トリスタンくんの不死身体質について一度聞いたことがあるけれど、本人曰く“いつの間にか知らないうちになってた”らしい。

でも「もしかしたら愛する人のキスで呪いが解けるように、心の底から想う人にキスされたらその時初めて死してしまうのかもしれませんね。」と言うトリスタンくんに何故自分にそんなことを言ったのだろう?もしかしたら、この悲劇を終わりにしたいのだろうか…と戸惑うガウェインくん。

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