慟哭
- 遊笑 鉄線
- 2014年1月18日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年8月10日
前にも凄く似たような話を考えたことがあるような気がしますが、『愛の衝撃(村田基)』という本のパロディをモアさんで考えると禿萌えます。
名家生まれのモアさんと偶然知り合ったティムが、モアさんの優しい性格と類稀なる美貌に一目惚れしたのですが、実はモアさんは“優しくされると死んでしまう病気”なのだと知り、全てを覚悟して結婚したというお話。
モアさんは無論ティムが大好きで、何時も気を使ってくれたり好きってアプローチしてくれたり酷いこと言っても側にいてくれたりしてくれて凄く愛おしいのですが、抱きしめてあげたいのに出来ないもどかしいさばかりが募る生活。
小さい頃、夜泣きをするモアさんを抱き上げてあやしただけで死にかけたということもあり両親もわざと冷たく当たるし、当然友達や今まで恋人さえモアさんには出来たことがないのです。やっと結ばれた旦那にさえ突き放されます。でも裏を返せばこんなに沢山の人に愛されているはずなのに誰にも優しくされないということなんですよね。
ただ一度、寝言でモアさんの名前を呼んでしまった時は過呼吸で病院に運ばれましたが、病院の床の中で「独りよがりでなくて良かった」と涙を流しながら言ったそうな。
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